猫月の部屋

猫のことや、おすすめの物のことなどを書きます。

【成功するための】「世界最強の商人」オグ・マンディーノ氏【9つの法則】

「世界最強の商人」という、世界的な大ベストセラーの自己啓発書のご紹介をします。

原著は高額で1万円以上するのですが、新訳が文庫化され、500円台というリーズナブルな値段で手に入れることができるようになりました。

この本を読んだ多くの人が、下記のように賞賛しています。

  

 私は『世界最強の商人』を読んで大いに感激した。間違いなく、今まで読んだ本の中で最高、かつ最も感動した本だ。とても良い本なので、私はつぎの二つのことをぜひ伝えたい。第1は、終わりまで一気に読み続けること。第2は、何かを売る人だけでなく、実は我々を含むすべての人が読まなければならない本だ、ということだ。

      ――ロバート・ヘンスリー、ケンタッキー生命保険会社会長*

 

 

著者のオグ・マンディーノ氏について

オグ・マンディーノ氏は1923年にアメリカで生まれ、作家を目指していましたがうまくいかず、様々な不幸、貧困を体験し、アルコール依存になり、自殺まで考えるようなどん底の生活を長年続けていました。

 

ところが図書館で成功哲学に関する本と出会い、ナポレオン・ヒルなど成功哲学の巨匠といわれる人たちの本を読み始めてから、人生が良い方向へ変わり始めたそうです。

実際、一念発起した彼はセールスマンとして成功し、その後1968年に出版した「世界最強の商人」が大ベストセラーとなり、作家としても大成功をおさめました。

 

この本のような自己啓発書だけではなく、「十二番目の天使」のような感動するベストセラー小説も執筆されています。 

 

あらすじ

舞台は2000年前の中近東。主人公のハフィッドという世界最強の商人が、いかにして世界最強の商人になれたのか――その秘密は、少年時代に主人から譲り受けた10巻の巻物にあった。

ラクダ係にすぎなかった少年時代のハフィッドは、その巻物を1巻から読み始め……というストーリーです。

 

感動的なストーリーに沿って、9つの成功哲学がシンプルに語られています。

セールスの技術を上達させたいビジネスマンの方だけでなく、普段の生活を向上させたいと考えている方にも、おすすめしたい本です。

 

次に、私の心に響いた部分をご紹介します。

良い習慣を身につけ、その奴隷になる

実は、失敗者と成功者の間にあるたった一つの違いは「習慣」の違いだ。良い習慣はあらゆる成功の鍵である。悪い「習慣」は失敗に通じる鍵のかかっていないドアのようなものだ。*

それぞれの巻物を毎日、朝起きた時と昼食後、そして寝る前の3回読むことを30日間続けること。

まずはこれを習慣にすると、巻物の言葉が潜在意識に吸収されていき、やる気や活力が日に日に増強されていくのだそうです。

言葉にはやはり力があるんだな、と思いました。

今日が人生の最後の日だと思って生きる

私は今日が人生の最後の日だと思って生きよう。

私にはたった一つの人生しかない。そして、人生とは時間で計られるものにすぎない。私が一つを無駄にすれば、他の一つも破壊する。もし、私が今日を無駄にすれば、私は人生の最後のページを台無しにする。だから、私は今日の時間を大切にしよう。今日の時間は決してもどってこないからだ。*

とても胸に刺さった言葉です。

ダラダラと無為に時間を過ごすのはいけないことなんだ、と気付かせてくれました。

ついつい先延ばしにしていたことを今すぐやらなければ! と心が奮い立ちます。

最後に

この本の巻物の章に書かれていることを習慣化して実行できるようになれたら、別人のように生まれ変われるだろうな、と思いました。

私も繰り返し読んで、自分を向上させるために良い習慣の奴隷になれるように頑張ります。

 

ここではご紹介できなかった成功哲学や、ハフィッドのストーリーに興味を持たれた方はぜひ読んでみてください。

実際に人生のあらゆる苦難を乗り越えてきた方が著した本なので、人生においてとても価値のあることが書かれています。

ここまでお読みくださり有難うございました^^

                            *引用元:「世界最強の商人」

 

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【成功者になるには】「面白いほど成功するツキの大原則」西田文郎氏【ツキを大切に】

人生で成功するには、もいるし、実力もいるものです。それと、しっかりした目標。この3つは、絶対に必要です。「しかし自分には、そのどれひとつ備わっていないが、何とか成功者の仲間に入りたい!」と思う人は、ぜひこの本を読んでください。

 

 ――と、日本漢方研究所創設者の斎藤一人さんが推薦文を書いている、「面白いほど成功するツキの大原則」という本をご紹介します。

 

ちなみに斎藤一人さんは、6年連続納税額実質第1位の高額納税者です。

そんなすごい方が推薦しているなんて、すごい本なんだろうな……と思って読んでみましたが、やっぱり期待通りの本でした。 

 

 

  

著者の西田文郎(にしだふみお)さんはどんな人?

西田さんは、イメージトレーニング研究・指導のパイオニアで、1970年代から科学的なメンタルトレーニングの研究を始め、国内のスポーツ、ビジネス、受験、その他多くの分野に科学的、実践的なメンタルマネージメントの導入を行っています。

 

西田さんが代表を務める「サンリ東海センター能力開発研究所」では、今まで多数のプロスポーツ選手がメンタルトレーニングを受け、成功しています。

あらゆる分野で成功者が続出するため、「能力開発の魔術師」と言われているそうです。

 

ツキを司る脳の扁桃核

扁桃核とは、直径15mmほどのアーモンド形をした神経組織で、脳の中心にあります。 

西田さんはこの扁桃核のことを「ツキの脳」と表現しています。

 

この扁桃核は、

危険から自分の身を守り、安全に生存するために絶対必要な、「快不快」「好き嫌い」を判断し、記憶する*

という働きをします。

 

この部分が「快」の状態になるか「不快」の状態になるかで、脳全体の働きが全く違うものになるそうです。

 

成功者と呼ばれる人たちは、どんな時でも脳が「快」の状態になっているのでいい未来をイメージでき、結果的にどんどん成功してしまうのです。

 

ツキの大原則は、「感謝した者の勝ち」

脳を100パーセント「快」の状態にする簡単な方法は、感謝することだと西田さんは説いています。

 

先に感謝してしまった者が勝つ。感謝というのは、脳を「快」にし、ツキを呼び込む究極のワザである。

だからお金に対しても、仕事に対しても、上司に対しても、ライバルに対しても、会社に対しても、妻や子どもに対しても、両親に対しても、何でもかんでも早く感謝してしまえ、と私はいう。

感謝したほうが勝ちなのだ。*

 

「感謝」の重要性は、他の本にもよく出てきますね。

以前書いた下記の記事でも、「ありがとう」と唱えることの効果をご紹介しました。

neko-duki.hatenablog.com

実際、私も「感謝していること」を毎朝10個書き出すという習慣を身につけていた頃は、心が軽くなりストレスを感じることがほとんどありませんでした。

良い習慣だったのに、忙しくてやめてしまったことが悔やまれます(/_;)また始めたいです!

 

金持ちになる人間は、お金を大切にしている

お金に関して西田さんは、「お金を大切にせず、感謝しない人間は絶対に金持ちになれない」と書いています。

 

占い師でもないのに、なぜそんなことがわかるかというと、お金を大切にしない人間の脳には、間違いなくお金に対する「不快」が条件づけられているからだ。彼らはお金を可愛がりもしないし、感謝もしない。そういう人は、お金にも感謝されない。お金のほうもその人間を嫌って、まるで生きもののように遠ざかる。*

 

西田さんの知人で経済的にとても成功している人の話が載っているんですが、その人は20年前から現在まで、財布からお札を出す時に「ありがとう」と心の中で声をかけることを習慣にしてきたそうです。自分が裕福になったのはこの習慣のおかげだと語っています。

 

まとめ

  • プラス思考
  • 感謝

を心がけて生活することの重要性を、この本で改めて知ることができました。

嫌なことにも感謝できるほどのプラス思考の持ち主になれたら、成功者になれるのでしょう。

 

難しそうに思えますが、少しずつでもそれを習慣化していけたら、いずれそれが当たり前になり、気付いた時には成功者の仲間入りを果たしていた……ということになるはずです!

 

ここでは紹介できませんでしたが、子供を天才に育てるコツや、夫婦仲を良い状態に保つコツなども詳しく書かれています。

西田さんを嫌っていた猫の脳を変革させ、好きになるようにコントロールした話は個人的に興味深かったです。

読んで損はない本でした。

 

ここまでお読みくださり有難うございました^^  

                           *引用元:「面白いほど成功するツキの大原則」

 

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猫好きの方におすすめの本6選

私が持っている本の中で、猫好きの方におすすめの本をいくつかご紹介したいと思います。

 

 

「東京看板ネコめぐり+猫島で猫まみれ」

東京の、看板猫がいるカフェやバー、料理屋さんなどが、猫の写真や料理の写真と共に全ページフルカラーで紹介されています。

さらに全国にある猫島のMAPやアイドル猫全国MAP、保護猫カフェの情報、猫の写真の上手な撮り方など、猫好きなら知っていて損はない情報が満載です!

 

「ネコ温泉」

猫好きの作家であり写真家でもある伴田良輔さんの本です。

猫がいる温泉宿が写真と共に紹介されています。 

 

「ジェニィ」

猫になってしまった少年と雌猫ジェニィの恋と冒険のお話です。

著者は無類の猫好きとして知られる作家、ポール・ギャリコ氏です。

大人向けの童話ですが、子供の頃に読んでとても感動したのを覚えています。

ぜひ一度は読んでほしい本です。

 

「猫、この知られざるもの――心理と神秘」

猫の行動や心理、問題行動への対策などについて詳しく説明されている本です。

著者のジョエル・ドゥハッス氏は著名な行動問題専門獣医師で、実験結果などを用いた説明がなされています。

飼い猫の困った行動に手を焼いている方の参考になるかもしれません。

また、猫の予知能力や不思議な話も紹介されています。

 

「ねこと国芳

江戸時代の浮世絵師である歌川国芳の描いた浮世絵の中から、特に猫の絵が集められている浮世絵集です。

これは見ていてとても癒されます! 

擬人化された猫や、江戸時代の人と猫との触れ合いなどが、浮世絵独特の画風でコミカルに描かれています。

猫の体の柔らかさを改めて思い知りました。

 

「ネコ好きに捧げるミステリー」

猫が出てくる海外の短編ミステリーが12編収められている、アンソロジーです。

残念ながら絶版となっていますので、興味のある方は古書店などで探してみてください。

 

ここまでお読みくださり有難うございました^^

 

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