【悩みを手放し】ホ・オポノポノ【自分らしく生きられる】
ご存知の方も多いと思いますが、「ホ・オポノポノ」を簡単にまとめました。
- ホ・オポノポノとは?
- 問題とは?
- どうやって解決する?
- クリーニング法は?
- なぜ「良い記憶」もクリーニングするのか?
- クリーニングを続けると、「本当の自分」に出会える
- 「本当の自分」に出会えたらどうなる?
- 最後に
ホ・オポノポノとは?
数百年前からハワイに伝わる問題解決法です。
「ホ・オ」は目標・道、「ポノポノ」は完璧という意味です。
つまり、問題を正しい道へ修正する「完璧な道」ということです。*
問題とは?
お金や人間関係、健康など、日常生活に発生するトラブルのことです。
ホ・オポノポノでは、自分が抱えるトラブル・悩みだけではなく、自分とは関係のない他人の身の上に起こることさえも「自分の責任」であると考えます。
説明が難しいので、本から引用します。
他人の経験したことであっても、それを見たり、聞いたりすることで、あなたは感情を抱きます。たとえば、友人が失恋したと聞いた時、「かわいそう」と感じたら、それはあなたの記憶として潜在意識に蓄積されます。そして、あなたがその感情を消去しない限り、何度でもあなたの前に体験として再生されます。*
つまり、Aさんを「かわいそう」と感じると、潜在意識に「Aさんはかわいそうな人だ」という記憶が生まれ、その結果Aさんは「かわいそう」な状態のままでいることになる……ということでしょうね。
ホ・オポノポノでは、これらの問題が発生するのは潜在意識の中にある記憶が原因と捉えています。
どうやって解決する?
潜在意識の中の記憶が原因なので、この「記憶」を消してしまえばいいのです。
これはクリーニングと呼ばれています。
クリーニング法は?
とても簡単です。
「ありがとう、ごめんなさい、ゆるしてください、愛しています」と唱えるだけ。
声に出しても、心の中で言っても、どちらでも問題ありません。
何か困ったことや良いことが起こった時に、この言葉を唱えるだけで、潜在意識が自動的に記憶を浄化してくれます。
ただ、注意点があります。
成果を期待してクリーニングしてはいけません!
期待をすると、それが潜在意識の記憶となってしまい、記憶の浄化を妨げてしまうからです。
この4つの言葉の他にも、呼吸法や食べ物など、様々なクリーニングツールがあります。
なぜ「良い記憶」もクリーニングするのか?
良い記憶、楽しい記憶、うれしい記憶などもクリーニングする必要があるのは、「執着」を生み出してしまうからです。
いつまでも過去の楽しかった記憶にとらわれていると、「現在を楽しい状態にする」という方向へ意識が向かなくなってしまい、「あの頃は楽しかったな……」という思いに引きずられ、過去よりも大事なはずの「現在」が本来の輝きを失ってしまいます。
クリーニングを続けると、「本当の自分」に出会える
潜在意識に記憶が沢山あると、まっすぐなものがゆがんで見えたり、見えるはずの物が見えない状態になっています。
そこでクリーニングをしてあげると、徐々にまっさらな状態に近づいていき、仏教の「空(くう)」の境地のようなものになるそうです。これがゼロといわれる状態です。
そのゼロの状態こそが、「本当のわたし」を取り戻した状態です。なぜなら、自分がゼロの状態になるということは、まったく期待も執着もなく、あらゆる価値観から自由になって生きることだからです。*
この状態になることが、ホ・オポノポノの目的です。
「本当の自分」に出会えたらどうなる?
望んだり、期待をしなくても本来の能力が発揮できるようになり、ものごとはよい方向に進んでいきます。
あなたがゼロになれた時、もっともあなたにふさわしいタイミングで幸せがもたらされます。
あなたに必要なのは、無心にクリーニングすることだけなのです。*
クリーニングによって、まだ幼かった頃の純粋で綺麗な状態の潜在意識を取り戻す=「本当の自分」に出会う、ということなのだと思います。
最後に
ご飯を食べる前に「いただきます」、食べ終わったら「ごちそうさま」と言うのが習慣になっているのと同じように、何かが起こった時に(それが良いことであっても悪いことであっても)「ありがとう、ごめんなさい、ゆるしてください、愛しています」と自然に唱えられるようになれたら、どんどんゼロの状態へ近づいていくんだろうな……と思いました。
「継続は力なり」です。
4つの言葉を唱えるだけ……と、とても簡単なので、特に何も期待せず、何も考えずに、ことあるごとに「ありがとう、ごめんなさい、ゆるしてください、愛しています」と唱えるようにしてみたいと思います。
少なくとも、物事が悪い方向へ進むことはなさそうなので、皆さんも軽い気持ちで実践してみてください!
お読みくださりありがとうございました^^
*引用元:「はじめてのホ・オポノポノ」イハレアカラ・ヒューレン、カマイリ・ラファエロヴィッチ著
↓今回、参考にした本です。カラフルで読みやすく、初心者の方に最適です。食べ物や呼吸法などのクリーニングツールや、ホ・オポノポノを実践した人の体験談なども書かれています。
【子熊が修行】「ぼくトンちゃん」いましろたかし氏【武道漫画】
背表紙の可愛い子熊の絵に惹かれて思わず手に取ってしまった、いましろたかしさんの漫画「ぼくトンちゃん」をご紹介します。
あらすじ
仙界でブタの仙人に弟子入りして修行をする中年男の牛山と、仙人の術で人間の言葉が話せるようになった子熊のトンちゃんが、修行を通して成長していく過程が描かれています。
見どころ
むさくるしい牛山と可愛いトンちゃんのコンビがちぐはぐで面白い。
ストーリーもギャグ寄りかと思いきや、無常観がただよい胸を打たれる場面もあり、独特の味わいがある不思議な漫画です。
とにかくトンちゃんが可愛い!
1冊で完結しているので、ぜひ読んでみてほしいです。
【本】佐藤航陽さんの「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」
経済の知識に乏しく、あまり興味のない分野の本なので、読む前はあまりピンとこなかったのですが、読み始めたら面白くて、良い意味で裏切られたと感じた本です。
今まで当然だと考えていたお金や経済の概念が、良い方向へガラッと変わりました。
例えば、私は人工知能の台頭によって人間の仕事が奪われ、職を失い路頭に迷う人間が続出し、将来は大変なことになるのではないか……と漠然と考えていました。
しかしこの本での「ベーシックインカム」や「価値主義」への言及によって、その不安がある程度消えました。
非常にざっくりですが、特に印象に残ったことを書き記します。
ベーシックインカムとは
国がすべての人に、毎月決まった額のお金を支給する……という社会保障制度です。
正式にこの制度を導入している国はまだありませんが、このまま人工知能などのテクノロジーが発展していけば、いずれベーシックインカムを導入せざるをえなくなる、と筆者は予測しています。
大半の労働は機械によって自動化され、人間はお金や労働から解放されます。人間は生きていくために働くことも、お金を稼ぐことも必要なくなります。
こんな世界になったら、仕事に充てていた時間を自分の好きなことのために使えますね。夢のようです。
資本主義から価値主義へ
資本主義ではお金が重要視されますが、技術の進歩やベーシックインカムの導入により、誰もが衣食住に困らない生活水準を保てるようになると、お金はそれほど重要視されなくなります。
そうなると、お金に代わって人間の内面的な価値や社会的な価値が重視されるようになってきます。
内面的な価値も数字のデータとして認識できれば、それらは比較することができ、かつそのデータをトークン化することで内面的な価値を軸とした独自の経済を作ることもできます。
ツイッターのフォロワー数やフェイスブックの「いいね!」ボタンなどが、内面的な価値の数字のデータに当てはまると書かれていて、なるほどな、と思いました。
インスタグラムに写真を投稿した人が「いいね」ボタンを押されると嬉しいと感じるのも、自分の内面的な価値を高めたいという欲求があるからなんですね。
最後に
「専門用語などはできるだけ使わずに書くことを心がけた」と筆者が書いているとおり、数字や経済に疎い自分でも理解できるほどわかりやすく記述されている本でした。
「仮想通貨」「フィンテック」など、これからの世界で存在感と重要性を増していくであろう事柄にも触れられています。
お金や経済にあまり興味のない人でも、新しい価値観に触れ、少し未来への期待などにワクワクすることができると思います。