【成功者になるには】「面白いほど成功するツキの大原則」西田文郎氏【ツキを大切に】
人生で成功するには、運もいるし、実力もいるものです。それと、しっかりした目標。この3つは、絶対に必要です。「しかし自分には、そのどれひとつ備わっていないが、何とか成功者の仲間に入りたい!」と思う人は、ぜひこの本を読んでください。
――と、日本漢方研究所創設者の斎藤一人さんが推薦文を書いている、「面白いほど成功するツキの大原則」という本をご紹介します。
ちなみに斎藤一人さんは、6年連続納税額実質第1位の高額納税者です。
そんなすごい方が推薦しているなんて、すごい本なんだろうな……と思って読んでみましたが、やっぱり期待通りの本でした。
著者の西田文郎(にしだふみお)さんはどんな人?
西田さんは、イメージトレーニング研究・指導のパイオニアで、1970年代から科学的なメンタルトレーニングの研究を始め、国内のスポーツ、ビジネス、受験、その他多くの分野に科学的、実践的なメンタルマネージメントの導入を行っています。
西田さんが代表を務める「サンリ東海センター能力開発研究所」では、今まで多数のプロスポーツ選手がメンタルトレーニングを受け、成功しています。
あらゆる分野で成功者が続出するため、「能力開発の魔術師」と言われているそうです。
ツキを司る脳の扁桃核
扁桃核とは、直径15mmほどのアーモンド形をした神経組織で、脳の中心にあります。
西田さんはこの扁桃核のことを「ツキの脳」と表現しています。
この扁桃核は、
危険から自分の身を守り、安全に生存するために絶対必要な、「快不快」「好き嫌い」を判断し、記憶する*
という働きをします。
この部分が「快」の状態になるか「不快」の状態になるかで、脳全体の働きが全く違うものになるそうです。
成功者と呼ばれる人たちは、どんな時でも脳が「快」の状態になっているのでいい未来をイメージでき、結果的にどんどん成功してしまうのです。
ツキの大原則は、「感謝した者の勝ち」
脳を100パーセント「快」の状態にする簡単な方法は、感謝することだと西田さんは説いています。
先に感謝してしまった者が勝つ。感謝というのは、脳を「快」にし、ツキを呼び込む究極のワザである。
だからお金に対しても、仕事に対しても、上司に対しても、ライバルに対しても、会社に対しても、妻や子どもに対しても、両親に対しても、何でもかんでも早く感謝してしまえ、と私はいう。
感謝したほうが勝ちなのだ。*
「感謝」の重要性は、他の本にもよく出てきますね。
以前書いた下記の記事でも、「ありがとう」と唱えることの効果をご紹介しました。
実際、私も「感謝していること」を毎朝10個書き出すという習慣を身につけていた頃は、心が軽くなりストレスを感じることがほとんどありませんでした。
良い習慣だったのに、忙しくてやめてしまったことが悔やまれます(/_;)また始めたいです!
金持ちになる人間は、お金を大切にしている
お金に関して西田さんは、「お金を大切にせず、感謝しない人間は絶対に金持ちになれない」と書いています。
占い師でもないのに、なぜそんなことがわかるかというと、お金を大切にしない人間の脳には、間違いなくお金に対する「不快」が条件づけられているからだ。彼らはお金を可愛がりもしないし、感謝もしない。そういう人は、お金にも感謝されない。お金のほうもその人間を嫌って、まるで生きもののように遠ざかる。*
西田さんの知人で経済的にとても成功している人の話が載っているんですが、その人は20年前から現在まで、財布からお札を出す時に「ありがとう」と心の中で声をかけることを習慣にしてきたそうです。自分が裕福になったのはこの習慣のおかげだと語っています。
まとめ
- プラス思考
- 感謝
を心がけて生活することの重要性を、この本で改めて知ることができました。
嫌なことにも感謝できるほどのプラス思考の持ち主になれたら、成功者になれるのでしょう。
難しそうに思えますが、少しずつでもそれを習慣化していけたら、いずれそれが当たり前になり、気付いた時には成功者の仲間入りを果たしていた……ということになるはずです!
ここでは紹介できませんでしたが、子供を天才に育てるコツや、夫婦仲を良い状態に保つコツなども詳しく書かれています。
西田さんを嫌っていた猫の脳を変革させ、好きになるようにコントロールした話は個人的に興味深かったです。
読んで損はない本でした。
ここまでお読みくださり有難うございました^^
*引用元:「面白いほど成功するツキの大原則」